SSブログ

双子の台風接近中 内外温度差は8度ちょうど/8月26日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測57日目)
 

昨日から局地的に激しい雷雨に見舞われています。昨日は朝6時前、千葉の拙宅周辺は豪雨とともに、雷鳴が轟きました。激しい稲妻も走り、あまりの騒ぎに飛び起きてしまいました。

本日は夕方、仕事先の銀座で激しい雷と雨でした。天気予報によると、秋雨前線が停滞し、そこへ湿った空気が回り込んでいるのが原因なのだそうです。

それから、双子の台風11,12号が接近中でもあるようです。なおしばらく、不安定な天気が続きそうです。

さて、「緑のカーテン」外の最高温度は40.5度、「カーテン」内の最高温度は32.5度で、内外温度差は8度ちょうどでした。これで8日連続で1ケタ台です。


   26日の記録
8月26日 最高温度時間 備考
カーテン外40.5
14:09
 
カーテン内32.5 14:27
内外温度差8.0 
サッシ 31.5
14:28

室内30.1
14:32
 

26日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値0.28/21
平均値9.2  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13


 
 
8.26g.jpg


 

時系列データはこちら


内外温度差7日連続一ケタ台/8月25日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測56日目)
 

妙に蒸し暑い一日でした。こういう日は身体にこたえますね。ただ、記録を見ると、着実に秋に向かっているようです。

「緑のカーテン」外の最高温度は37.4度、「カーテン」内の最高温度は30.7度で、内外温度差は6.7度と7日連続で1ケタ台になりました。「カーテン」外の温度が着実に下がってきているのが内外温度差縮小の原因です。

 8.25g.jpg
上のグラフを見ると、「カーテン」外の温度は、急角度で下降中です。
 
   25日の記録
8月25日 最高温度時間 備考
カーテン外37.4
16:25
 
カーテン内30.7 16:34
内外温度差6.7 
サッシ 31.616:36
室内28.4
16:11
 

25日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値0.28/21
平均値9.2  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13






 

時系列データはこちら


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

新ブログ「食料備蓄最適化プロジェクト」のご案内 [雑談]

唐突ですが、新ブログをスタートさせました。

「食料備蓄最適化プロジェクト」( http://foodstock.blog.so-net.ne.jp/2011-08-20)です。

大震災や新型インフルなどが話題になる度に、自宅での食料備蓄の必要性が叫ばれるわけですが、結局はその時に思い出したように買い込んでは退蔵してしまうというのがありがちなパターンです。

 そもそも、いわゆる 備蓄専用の食料というのは、

1)平時には単なる場所ふさぎになる

2)賞味期限がくると、捨てるだけになる

3) 価格が高い上に、1)2)の事情から、思い切ってたくさん買っておく気になれない

 という家計にとってはかなり致命的な欠陥があります。 

そこで、新ブログでは、 

1)平時は日々の食生活に組み込めるうえに、

2)いざという時は必要十分な量を備えられ

3)コストも安い

という備蓄の理想形を追求したいと思います。 

「自宅に籠城しても2か月暮らせる」というのが設定した目標です。そこに行くまでの試行錯誤を不定期で書いていこうと考えています。すでに、ある食料をありえないほど大量に買い込みました。これを材料に、「緑のカーテン」同様、実証実験も行う予定です。

 「緑のカーテン効果測定プロジェクト」は平行して9月末まで続けたいと考えています。通常の年ですと、恐らくそのくらいまでは、カーテンを取り除かないので。ただ、計測自体に意味がなくなってしまったら、その時点で総括論文を仕上げて終了としたいと思います。

では、 「緑のカーテン」同様、新ブログもよろしくお願いします。

 筆者敬白 

 

 


ぶり返しも力不足か 内外温度差8.8度/8月24日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測55日目)
 
猛暑のぶり返しもそれほどの勢いはないようです。昨日とほとんど変わらない記録でした。
 
「緑のカーテン」外の最高温度は40度ジャスト。「カーテン」内の温度は31.2度と、ともに昨日の記録からわずかに0.2度下がりました。 差し引きの内外温度差は昨日とぴったし同じ、8.8度です。
 
仕事場も徐々に夏休みからの「帰還者」が増えて、賑やかになってきました。 
 
   24日の記録
8月24日 最高温度時間 備考
カーテン外40.015:25
 
カーテン内31.2 15:27
内外温度差8.8 
サッシ 31.115:29
室内29.3
15:31
 

24日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値0.28/21
平均値9.2  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13





 
8.24g.jpg

時系列データはこちら


ジェットコースターのような日々 内外温度差8.8度/8月23日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測54日目)
 
本日はグラフから。
「緑のカーテン」内外の最高温度の推移

 
 8.23g.jpg
このところの寒暖の差の激しさが一目瞭然です。7月20日ごろの大型台風6号「マーゴン」が列島を通過した時よりも深い山と谷ができています。
 
ただ、夜は引き続き、過ごしやすいレベルですので、変動しつつも、徐々に秋に向かっているのでしょう。
 
最近の新聞報道によると、心配されたこの夏の電力不足は回避される見通しとなったようです。節電ムードの盛り上げに少しでも役立てればというのが、このブログの狙いの一つでしたから、その役割は終わりつつあるのかと思います。
 
 
「緑のカーテン」外の最高温度は昨日よりも一気に16度ほど上昇し、40.2度でした。「カーテン」内の最高温度は31.4度で、内外温度差は8.8度となりました。
 
   23日の記録
8月23日 最高温度時間 備考
カーテン外40.213:49
 
カーテン内31.4 16:00
内外温度差8.8 
サッシ 32.816:31

室内30.6
15:35
 

23日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値0.28/21
平均値9.2  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13















時系列データはこちら


ゴーヤ茶作りました 内外温度差1.8度/8月22日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測53日目)
 
昨日よりもさらに冷え込んだようです。ついこの前まで熱中症の心配をしていましたが、いまはくしゃみをしています。
 
昨日に続いて、記録更新の1日でした。
 
「緑のカーテン」外の最高温度は昨日よりもやや上昇して、24.3度だったのですが、「カーテン」内の最高温度は22.5度で、計測を開始した6月29日以来の最低を連日で更新しました。
 
内外温度差は1.8度とわずかなものでした。
 
室内ではサッシの最高温度が25度、室内の最高温度が26度と、いずれも計測以来の最低です。
 
急に冷え込んだ影響で、天日に干していたゴーヤ茶の乾きが今ひとつです。天候回復を待たずに、思い切って、乾煎りして完成させました。別途育てている桑の葉とブレンドしました。
 
2011-08-14 08.43.53.jpg
ゴーヤをピーラーで削ります
2011-08-14 09.05.40.jpg
天日に干します
2011-08-21 17.59.26.jpg
天候不順で、乾き方が中途半端です
2011-08-21 21.33.08.jpg
切り取った桑の枝。からからに乾燥している
2011-08-21 21.35.19.jpg
一緒に乾煎りします
 
 写真.JPG
香ばしいおいしそうなかおりがします
 
 
   22日の記録
8月21日 最高温度時間 備考
カーテン外24.314:46
 計測開始以来の2番目の低い値
カーテン内22.5 14:54 計測開始以来の最低値
内外温度差1.8 
サッシ 25.06:37 計測開始以来の最低値
室内26.06:32
計測開始以来の最低値

22日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値0.28/21
平均値9.2  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移
8.22g.jpg










続きを読む


寒い! 軒並み最低で豆乳鍋投入! 内外温度差0.2度/8月21日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測52日目)
 
これほどまでに寒暖の差が激しいと、体が戸惑ってしまいます。わずか3日前にエアコンを入れたのが嘘のようです。
 
記録づくめの1日でした。
 
「緑のカーテン」外の最高温度は24度、「カーテン」内の最高温度は23.8度で、ともに私がこのブログのために計測を開始した6月29日以来の最低を記録しました。
 
内外温度差はなんと、0.2度。「カーテン」外の記録時間が11:22で、「カーテン」内は0:58ですから、これはもう「緑のカーテン」の影響とはいえないですね。半日時間がズレていますから。
 
室内ではサッシの最高温度が7月23日のこれまでの最低記録(26.2度)に並びました。記録した時間は午前6時42分ですので、部屋を閉め切っていたために、室内の温度が外よりも高くなったのですね。
 
あまりの寒さに、拙宅の本日の夕食は、ぶりの照り焼きを急遽変更して、豆乳鍋になりました。
 
記録は軒並み更新され、時間帯もかつてないほどばらばらになっています。日々の記録から何かの法則を見出そうとしている立場からすると、扱いにくい事象です。
 
たかだか2か月ほど温度を計っているだけで何をいっているのかといわれそうですが、自然現象というのは本当に一筋縄ではいかないと思います。
 
   21日の記録
8月21日 最高温度時間 備考
カーテン外24.011:22 計測開始以来の最低値
カーテン内23.8 0:58 計測開始以来の最低値
内外温度差0.2計測開始以来の最小値
サッシ 26.26:42 計測開始以来の最低値
室内27.17:227月23日以来の低い水準

21日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値0.28/21
平均値9.4  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移

8.21g.jpg









時系列データはこちら


「マーゴン」以来の涼しさ カーテン外で30度割る/8月20日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測51日目)
 
昨日計測をミスしたのがなんとも悔やまれるのですが、 やはり劇的に気象状況が変わっています。
 
「緑のカーテン」外の最高温度が29.7度と、7月21日以来1か月ぶりに30度を割り込みました。昨日の千葉市の公式最高気温は30度を超えているので、昨日に計測できたとしてもこの結果は変わらないと思います。
 
「緑のカーテン」内の最高気温は25.5度で、 こちらも7月23日以来の低水準となります。あの大型台風「マーゴン」以来の涼しさです。気象庁の公式記録(速報)でも千葉市の最高気温は25.9度と、7月23日以来の低い気温でした。 
 
この結果、当ブログが最も気にかけている内外温度差は4.2度と非常に小さい値にとどまりました。
ちょっと拍子抜けです。 
 
サッシや室内の温度も7月23日以来の低水準です。 
 
天気予報では、8月最終週に向けて、徐々に気温は再上昇するらしいですが、 最近の猛暑が復活するほどの勢いはないようです。この夏の暑さは、峠を越えたのかもしれませんね。
 
 

  20日の記録

8月20日 最高温度時間 備考
カーテン外29.713:38 30度を割り込むのは7月21日以来
カーテン内25.5 13:43 7月23日以来の低い水準
内外温度差4.2
サッシ 26.56:27 7月23日以来の低い水準
室内27.66:437月23日以来の低い水準

20日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値1.1 7/19 台風6号の接近で、終日どんよりとした一日 
平均値9.7  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移

8.19g.jpg









時系列データはこちら


日が高くなるほど温度が下がる日/8月19日 [緑のカーテン、ガーデニング]

本日は計測が上手くいかず、記録はありませんでした。リセットタイミングを間違えて、記録が消えてしまいました。
 
急激に気温が下がった異常な日だったので楽しみにしていたのですが、もったいなかったと口惜しく感じています。すべて自分のミスですが。
  
かわりに気象庁が発表している千葉市の気温(速報)について、記して置きます。
最高気温(公式)を記録した時間は午前8時59分で、値は30.9度でした。最低気温は21.9度で、17時59分に観測されています。つまり、朝の9時をピークに日中はどんどん気温が下がり、9度下がったところで止まったのです。
 

  19日の記録

ありません

時系列データはこちら


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

内外温度差19日ぶり、1ケタ台に/8月18日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測50日目)

本日最大のニュースは、「緑のカーテン」の内外温度差が9.8度と、19日ぶりに1ケタ台に落ちたことです。「カーテン」内の温度はそれほど下がっていないのに、「カーテン」外の温度が下がっているのが原因です。
 
日差し和らぎつつあるでしょうか。

「緑のカーテン」外の最高温度は43.8度、「カーテン」内の最高温度は34度でした。また、千葉市の最高気温(公式)は、34.3度でした。

夏休みで珍しく、自宅にいたのですが、エアコンがないと過ごせなかったです。28度に設定していたのに、室内は最高31度まで上昇しました。

  18日の記録

8月18日 最高温度時間 備考
カーテン外43.813:33 
カーテン内34.0 15:35 
内外温度差9.8 19日ぶりの1ケタ台
サッシ 32.916:11 
室内31.011:28
 

18日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値1.1 7/19 台風6号の接近で、終日どんよりとした一日 
平均値9.7  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移

8.18g.jpg









時系列データはこちら


お陰様で50日 14か国が注目(笑)/8月18日 [雑談]

「緑のカーテン」内外の温度測定を開始したのは6月29日です。完全に計測ができなかった日が1日あり、観測日数としては、本日で50日目となります。

ここまで続いたのも、ご覧いただいているみなさまの、個別にはあなたさまのお陰です。ありがとうございます。

そこで、50回記念として、これまでどんな地域の方々がブログを見て下さったのかをまとめたいと思います。
分析してくれたのはgoogleアナリティクスです。 ただでここまでできるのは、すごいですね。

ただ、わかるのはアクセスした都市名までです。だれが見ているかまでは当方にはわかりませんので、もしご心配されているかたがいたとしたら、その必要はありません。

googleアナリティクスへの登録時期の関係で、実際にデータがとれているのは7月19日以降となります。

<国>
世界からアクセス.jpg
 
 
もちろんダントツに日本からのアクセスが多いわけですが、2位以下は以下の通りとなっています。
 
②アメリカ、タイ
③オーストラリア、中国
④スイス、ドイツ、イタリア、ロシア、アルジェリア、香港、韓国、マレーシア、シンガポール
 
 
  <都道府県>
 
日本からのアクセス.jpg
すべての都道府県からアクセスがありました。上位10位は以下の通りです。

①東京②千葉③大阪④神奈川⑤愛知⑥埼玉⑦兵庫⑧静岡⑨京都⑩広島
 
<OS>
 
 googleはすごい。閲覧している端末のOSの内訳まで教えてくれます。
 Windows1,02078.04%
 Linux1118.49%
 Android695.28%
 Macintosh675.13%
 iPad352.68%
 (not set)30.23%
 iPhone20.15%

これ見ると、LinuxとアンドロイドOSが意外に多いと思われると思いますが、これは小生のアクセスが大部分を占めているんじゃないかと思います。ブログを作っているマシンはLinux(ubuntu)ですし、アンドロイド系スマホを使っているからです。

 以上ここまでがgoogleアナリティクスの分析です。この他にもどのページが見られたかやどんな検索ワードからたどり着いたかなど、色々な分析ができるので、とても面白いです。

 
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

暑さぶり返す 内外温度差12.4度に/8月17日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測49日目)

本日は昨日よりは暑い気がします。風がないためかも知れませんが、計測結果からも推測できます。
 

「緑のカーテン」外の最高温度は46.9度と、前日の40度からいきなり7度近くも上がりました。日差しが強かったのでしょう。

 昨日はうかつなミスで計測をできなかった「カーテン」内の最高温度は34.5度でした。昨日の最高温度は、32.2度よりも高くないことははっきりしているので、最低でも2度以上は高くなっています。

差し引きの内外温度差は12.4度でした。

参考に気象庁のホームページから公式な記録を引くと、千葉市の最高気温は昨日が33.2度で、本日は速報値ながら、34.4度でした。やはり少しですが、気温が高くなっています。

  17日の記録

8月17日 最高温度時間 備考
カーテン外46.914:49
カーテン内34.5 15:39 
内外温度差12.4
サッシ 37.416:15 
室内34.515:51 

17日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値1.1 7/19 台風6号の接近で、終日どんよりとした一日 
平均値9.7  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移

8.17g.jpg









時系列データはこちら


猛暑もピークアウト? 内外温度差は11.2度/8月15日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測47日目)

本日は、猛暑もちょっと一服という感じです。朝方は熱風ではなく、どちらかといえば、涼しげな風も吹きました。観測値も最高値から少しづつ下がってきています。このまま、ピークアウトするのでしょうか。
 

「緑のカーテン」外の最高温度は44.8度と昨日よりもわずかながら下がりました。これで12日の最高記録53度から3日連続で低下しています。

 一方、気温(公式のものです)と連動性が強い「カーテン」内の最高温度は33.6度で、こちらも13日に記録した35.2度のピークから2日連続で低下しています。千葉市の最高気温は速報ベースで33.1度ですから、本日もセオリーとは逆の結果になっています。

 内外温度差は11.2度でした。

 室内の最高温度は33.3度で昨日に続いて、最高記録を更新しています。やはり、日射のせいなのでしょうか。

 15日の記録

8月15日 最高温度時間 備考
カーテン外44.814:247月29日以来の低い数字
カーテン内33.614:23 
内外温度差 11.2

サッシ 35.016:12 
室内33.315:56
計測以来の最高

15日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値1.1 7/19 台風6号の接近で、終日どんよりとした一日 
平均値9.6  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移

8.15g.jpg









時系列データはこちら


ゴーヤ収穫ほぼ終了 内外温度差は10.9度/8月14日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測46日目)

本日は、朝から「緑のカーテン」になっているゴーヤの実をほとんど全て収穫しました。
熟したものはジャムに、青いものはお茶に加工しました。

ジャム作りの様子は、一つ前のブログにある通りです。お茶はいま、天日に干して乾燥中ですので、完成したらブログで紹介する予定です。

さて、観測結果ですが、「カーテン」外の最高温度は44.9度と7月29日(43.9度)以来の低い値になりました。「カーテン」外の温度のメカニズムを知りたいので、今回の動きがピークアウトを意味するかどうか、気になるところです。

一方、気温(公式のものです)と連動性が強い「カーテン」内の最高温度は34度、内外温度差は10.9度でした。気象庁の速報で確認すると、千葉市の最高気温は33.6度でした。

これまでの計測では、「カーテン」内の温度よりも気温の方が高い傾向なのですが、 逆転しています。昨日の観測結果も同様でした。傾向が変化しているのかも知れません。

また、室内の最高温度は観測以来最高の33度を記録しました。時間は16時台です。日が傾いて直射日光が入ってきている影響だと思います。

14日の記録
8月14日 最高温度時間 備考
カーテン外44.914:017月29日以来の低い数字
カーテン内34.014:03 
内外温度差 10.9
サッシ 35.216:25 
室内33.016:03計測以来の最高

14日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値1.1 7/19 台風6号の接近で、終日どんよりとした一日 
平均値9.6  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移

8.14g.jpg









時系列データはこちら


ゴーヤジャム作りました [ベランダ料理]

ゴーヤジャムを作りました。簡単3ステップです。

ジャム作りの手順
ゴーヤジャム作りました.jpg

妻が朝の9時前から始めて、10時には終わっていたので、1時間強の工程だと思います。
なお、左上の写真でゴーヤの表面が白っぽいのは、冷凍しておいたものです。カビではありません。ゴーヤは同時には完熟しないので、熟れたものからどんどん冷凍しておきます。

キンカンはおせち料理用のものを正月明けの投売りになった時点で買い置きしてました。

ゴーヤとキンカンの配分は適当です。見た目ベースでは、ゴーヤがキンカンの3倍くらいあるでしょうか。
ただし、この量がベストだという保証はありません。

砂糖の量も適当ですが、妻によれば、キンカンのハチミツ漬けを使っているので、砂糖だけで作る時よりは少なくていいそうです。

早速いただきました。

キンカンの苦味とゴーヤの苦味が爽やかで、オレンジマーマーレードのほろ苦さをアップしたような感じでした。
2011-08-14 08.29.31.jpg

赤いのは種。ちょっと青い塊はまだ完熟していないゴーヤ。気にせずに入れちゃいます。
2011-08-14 09.41.25.jpg

ボナペティ





猛暑続く 午前の来客でエアコン切れず/8月13日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測45日目)

引き続き暑い一日でした。
午後11時に来客があり、その客に向けて部屋にエアコンを入れたのが最後、スイッチを切れなくなってしまいました。これまで最高気温が予想されるような暑い時間帯にはエアコンを入れないようにしていたのですが、本日はそれ以降もつけていました。

このため、室内の最高温度は午前10時過ぎになっています。これでは「緑のカーテン」の効果は計測できません。

さて、本日の「カーテン」外の最高温度は47.3度と、50度を超えた昨日よりは下がりましたが、気温(公式のものです)と連動性が強い「カーテン」内の最高温度は昨日と同じで、計測以来の最高値である35.2度でした。内外温度差は12.1度でした。

ただ、気象庁の速報で確認すると、千葉市の最高気温は33.7度でしたので、「カーテン」内の温度はちょっと高すぎる感じです。

千葉市の最高気温(速報)33.7度→推計の「カーテン」内温度33.11度なので。


13日の記録
8月13日 最高温度時間 備考
カーテン外47.314:19
カーテン内35.214:31前日と同値。観測以来最高
内外温度差 12.1
サッシ 30.615:32エアコンが入っていたので参考記録
室内30.210:22エアコンが入っていたので参考記録

13日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値1.1 7/19 台風6号の接近で、終日どんよりとした一日 
平均値9.6  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12、8/13




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移


8.13g.jpg








時系列データはこちら


<20度近い温度差をどう解釈すべきか(4)> [分析]

<「20度近い温度差をどう解釈すべきか(3)」に続いています>

これまでのデータから、次のような発見と考察を行いました。数字は最新の観測値を踏まえて更新しています。

サマリー
1)千葉測候所が観測している千葉市の最高気温と、そこから約7キロ西北にある拙宅の「緑のカーテン」内の最高温度には、強い連動性(相関)がある。連動性を示すR²は0.9程度(1の場合は完全に連動)

2)ただし、千葉市の最高気温よりも、「緑のカーテン」内の最高温度の方が低くなる傾向がある。具体的には千葉市の最高気温が1度上がった場合にも、「カーテン」内の温度の上昇は0.9度程度にとどまる関係が見て取れる。

3)千葉市の最高気温と拙宅周辺の最高気温が等しいとすれば、上記の温度差は、「緑のカーテン」のあるなしに起因すると推定される。気温も「カーテン」内もともに、日射の影響は受けていないことから、温度差は、「緑のカーテン」の二つの効果のうち、葉が水分を蒸発させる際に「気化熱」を奪う効果(以後、気化熱効果)に相当するのではないか。(もう一つは日陰になる効果)

4)だとすれば、「カーテン」内外の温度差を①気化熱効果②日陰効果にわけて分析できるはず。

5)そこで、観測日ごとの「気化熱相当分」を算出した。

6)その結果、「カーテン」内外の温度差に占める「気化熱相当分」は非常に小さく、「緑のカーテン」の効果が主に、日陰効果であることが強く示唆されている。 

12日までのデータで作った
千葉市の最高気温と「カーテン」内の最高温度の相関
(数字はいずれもその日の最高気温、最高温度)
内外相関1.jpg
このグラフの青線部分が千葉市の最高気温と「カーテン」内の最高温度の関係を示しています。千葉市の気温を推計式f(x)=0.88x+3.45に代入して算出された推計「カーテン」内温度を、千葉市の気温から差し引くことで、「推計気化熱相当分」(「千葉市の気温」-「推計カーテン内」)が出ます。

以下、これまでの観測結果に適用した一覧表です。
千葉市の
最高気温
カーテン外 カーテン内 内外温度差
推計
カーテン内
推計気化熱
相当

暫定日陰
効果相当分
6月29日 35 38.3 34.1 4.2 34.25 0.75 3.45
6月30日 33.8 34.3 31.6 2.7 33.19 0.61 2.09
7月1日 33.7 36.5 32.1 4.4 33.11 0.59 3.81
7月3日 31.4 37 30.7 6.3 31.08 0.32 5.98
7月4日 30.8 33 30.5 2.5 30.55 0.25 2.25
7月5日 31.4 35.1 31.3 3.8 31.08 0.32 3.48
7月6日 32.1 38.7 32.6 6.1 31.70 0.40 5.70
7月7日 29.3 32.8 29 3.8 29.23 0.07 3.73
7月8日 30.2 29.4 28.1 1.3 30.03 0.17 1.13
7月9日 30.5 34.2 31 3.2 30.29 0.21 2.99
7月10日 31.5 35.3 31.5 3.8 31.17 0.33 3.47
7月11日 31.9 35 31.5 3.5 31.52 0.38 3.12
7月12日 31.6 35.4 31.8 3.6 31.26 0.34 3.26
7月13日 31.4 40.3 31.5 8.8 31.08 0.32 8.48
7月14日 32.3 42.6 32.1 10.5 31.87 0.43 10.07
7月15日 33 42.8 32.4 10.4 32.49 0.51 9.89
7月16日 31.8 40.6 31.3 9.3 31.43 0.37 8.93
7月17日 33.8 43.1 33.2 9.9 33.19 0.61 9.29
7月18日 32.4 36 30.7 5.3 31.96 0.44 4.86
7月19日 29.1 30 28.9 1.1 29.06 0.04 1.06
7月20日 30.1 34.5 29.8 4.7 29.94 0.16 4.54
7月21日 23.1 27.1 24.7 2.4 23.78 -0.68 3.08
7月22日 25.2 44 26.4 17.6 25.63 -0.43 18.03
7月23日 24.7 32.2 24.3 7.9 25.19 -0.49 8.39
7月24日 28.2 40.6 28.1 12.5 28.27 -0.07 12.57
7月25日 30.6 42.9 29.8 13.1 30.38 0.22 12.88
7月26日 29.5 34.6 27.6 7 29.41 0.09 6.91
7月27日 29.7 39.1 28.4 10.7 29.59 0.11 10.59
7月28日 29 33.3 27.7 5.6 28.97 0.03 5.57
7月29日 28.4 43.9 28.3 15.6 28.44 -0.04 15.64
7月30日 29.3 46 28.5 17.5 29.23 0.07 17.43
8月1日 27.8 45.7 28.1 17.6 27.91 -0.11 17.71
8月2日 29.7 46.8 29 17.8 29.59 0.11 17.69
8月3日 30 49.2 29.5 19.7 29.85 0.15 19.55
8月4日 31.8 51.7 31.1 20.6 31.43 0.37 20.23
8月5日 30 50.5 31.9 18.6 29.85 0.15 18.45
8月6日 31.2 45.8 32.1 13.7 30.91 0.29 13.41
8月7日 33.3 46.8 32.6 14.2 32.75 0.55 13.65
8月8日 32.6 46 32.8 13.2 32.14 0.46 12.74
8月9日 33.8 46.2 33.7 12.5 33.19 0.61 11.89
8月10日 34.3 45.7 34.2 11.5 33.63 0.67 10.83
8月11日 34.3 46.4 33.9 12.5 33.63 0.67 11.83
8月12日 36.3 53 35.2 17.8 35.39 0.91 16.89

☆内外温度差=推計気化熱相当分+暫定日陰効果相当分


例えば、8月12日のデータで見ると、

千葉市の気温(36.3度)を、カーテン内の推計式に代入することで、「推計カーテン内」(35.39度)が導き出されます。両値の差が「推計気化熱相当分」(36.3-35.39=0.91)となるわけです。

一方で、「カーテン」内外の実測温度差は17.8度ですから、ここから「推計気化熱相当分」を差し引くと、「暫定日陰効果相当分」(16.89度)が出てくることになります。「暫定」と断っているのは、全体から推計値を差っ引いただけで、なんら検証していないためです。

ここで、それぞれの効果相当分が気温とどんな関係にあるのかを見てみましょう。
気温と効果の関係.jpg
X軸に千葉市の最高気温をY軸に「推計気化熱相当分」と「暫定日陰効果相当分」をとっています。このうち下の緑線の上に、きれいに一直線に並んでいるのが、「推計気化熱相当分」です。

直線上に並ぶのは当たり前で、推計式に当てはめて算出しているからです。仮説に沿った理論値です。

一方で、「暫定日陰効果相当分」はまったく無秩序に座標上にばらまかれています。
推計式を示す直線を引いていますが、R²は0.00ですから、少なくともこのデータからは、関係性は見つけられないということになります。

では、「暫定日陰効果相当分」は何と関係があるかというと、「カーテン」外の値です。
下のグラフは、X軸に「カーテン」外の最高温度、Y軸に「暫定日陰効果相当分」を取っています。
カーテン外と暫定日陰効果の相関.jpg

R²は約0.8で、関係はかなり強いといえます。

さて、これで、

1)千葉市の最高気温から、「緑のカーテン」内の最高温度の推計が可能になり
2)千葉市の最高気温から、「緑のカーテン」内の推計最高温度を差し引くことで、「気化熱相当分」の推計も可能になり
2)「緑のカーテン」外の最高温度から、「日陰効果相当分」の推計が可能になりました。

これらの推計を実際の観測データに当てはめたグラフは次のようになります。

「カーテン」内外の温度差と推計の日陰効果、気化熱効果
気化熱、日陰効果推計と実計測値.jpg
緑の線が、日々計測した「緑のカーテン」の内外温度差、オレンジの棒グラフが、温度差のうちの「日陰効果」と推計される部分、赤の棒グラフが温度差のうちの「気化熱相当」と推計される部分です。

実測値と棒グラフ(「日陰」と「気化熱」を積み重ねてます)がほぼ連動していることが分かるかと思います。また、気化熱相当分はほとんど全体に影響を与えていないことも伺えます。

「緑のカーテン」の主要な効果は「日光を遮る」ところに因っていると思われます。

しかし、「緑のカーテン」外の温度がどんな要因で決まるのかは、なお不明です。次は何とかして、これを追求したいところです。

(この項続く)


猛暑ブチ切れ! 53℃対35℃ カーテン内外ともに最高を更新/8月12日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測44日目)

まずは証拠写真から。左が「緑のカーテン」外の最高温度、右が「緑のカーテン」内の最高温度です。
最高記録ともに更新.jpg

ついに、夏が「ブチ切れた」という感じでしょうか。

計測を続けて1か月半、「緑のカーテン」内外の温度が同時に計測以来の最高値を更新しました。

「カーテン」外は53.0度とこれまでの記録を1.7度も更新、公式気温と連動性が強い「カーテン」内も35.2度と、過去の最高を1度ちょうど上回りました。
気象庁の速報で確認すると、千葉市の最高気温は36.3度となっています。もちろん、この夏一番の暑さです。

内外温度差は17.8度でした。

長く、エアコンを我慢していた拙宅も一昨日の夕食時から、クーラーに頼っています。室内の最高温度は5日以降、連日30度を超えています。

政府が呼びかけている節電の時間帯は平日の午前9時から午後8時からですので、この時間帯はなるべく避けたいと思います。

12日の記録
8月12日 最高温度時間 備考
カーテン外53.014:12計測以来の最高を更新
カーテン内35.215:03計測以来の最高を更新
内外温度差 17.8
サッシ 34.214:00
室内32.315:01

12日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値1.1 7/19 台風6号の接近で、終日どんよりとした一日 
平均値9.5  
「カーテン」外の最高温度の最高 53.0 8/12強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 35.2 8/12




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移

8.12g.jpg









時系列データはこちら


温度上昇、10日目は足踏み/8月11日 [緑のカーテン、ガーデニング]

(観測43日目)

本日も大変に暑かったので、気温(公式のものです)と連動性が強い「緑のカーテン」内の最高温度は昨日に続いて、最高記録を更新するかと期待していたのですが、力及ばずでした。

計測結果は33.9度。昨日より0.3度低い値でした。一方で、「カーテン」外の最高温度は46.4度と、昨日より0.7度高かったので、内外温度差は合計でちょうど1度分拡大し、12.5度でした。

室内の最高温度は32.4度と計測以来の最高になりました。

11日の記録
8月11日 最高温度時間 備考
カーテン外46.413:44
カーテン内33.914:22記録更新ならず。連続上昇記録は9日でストップ
内外温度差 12.5
サッシ 33.614:25
室内32.414:41計測以来の最高を更新

11日までのまとめ
「緑のカーテン」内外の最高温度の差(日次)
 単位=セ氏 記録記録した日備考 
最大値20.68/4強い直射日光
最小値1.1 7/19 台風6号の接近で、終日どんよりとした一日 
平均値9.3  
「カーテン」外の最高温度の最高 51.7 8/4強い直射日光と思われる
「カーテン」内の最高温度の最高 34.2 8/10




「緑のカーテン」内外の最高温度の推移


8.10g.jpg








時系列データはこちら


ゴーヤ発泡酒!! 飲みました/8月10日 [雑談]

素晴らしい商品を見つけました。
IMG_0397.JPG

10日夜にお邪魔した銀座8丁目「リトル沖縄」で、最初に出てきたのがこの「ゴーヤDRY」。ゴーヤで作った発泡酒です。「こんなものがあるんだ」と驚きました。さっぱりと飲みやすくておいしかったです。撮影用に、こっそり空き缶を持って帰りました。

以下 缶の記述の概要です。

品名:発泡酒
原材料:麦芽、ホップ、糖類、ゴーヤ果汁
麦芽使用比率:25%未満
アルコール分:5%
内容量:350ml


興味深いので調べてみました。

この「ゴーヤDRY」、沖縄県名護市に本社のあるヘリオス酒造というところが作っています。主力商品は泡盛のようです。

同社サイトによりますと、同社は1996年6月にビールに参入しています。94年4月の酒造法改正で、いわゆる「地ビール」が解禁になっていますから、この規制緩和を利用して参入したことになります。

その後、季節限定ビールなどへと徐々にラインナップを広げてきたようですが、同社には、

「ずっと強く思い続けてきた夢」(同社サイト)がありました。それが、「『沖縄の作物を使ったビール(発泡酒)を造る。』という目標」(同)だったというわけです。

サイトは続いてこう言っています。

「ビールや発泡酒の旨さを決める重要な要素は、何といってもその苦味。『苦い』といえば、沖縄を代表するといっても過言ではないあの食材がすぐに思い当たります。 ゴーヤー。 今でこそ、健康指向によって全国的にその名を知られるようになったゴーヤーですが、沖縄では昔から「沖縄の夏はゴーヤーで乗り切る」といわんばかりに愛され続けてきた食材です」

熱い思いが伝わってきますね。

こうして、2003年5月に沖縄産ゴーヤーを使った発泡酒「ゴーヤーDRY」が発売されたのでした。

開発の背景には、沖縄ゴーヤが直面する課題もあったようです。ゴーヤが健康野菜であるとの認知が広がるに連れて産地が本土にも拡大し、いまや九州などが有力なライバル産地として育っているのです。本家本元の「沖縄産」に付加価値をつけるためにも、食品、飲料等への展開が必要だったわけですね。

ちなみに、ニッスイのホームページ「おいしさを科学する」によりますと、ゴーヤーの苦味成分は、ウリ科の植物に含まれる「ククルビタシン」の仲間、「モモルデシン」によるものだそうです。

「ククルビタシンには抗がん作用があることが知られていますが、モモルデシンにも血糖値を下げる効果や、健胃作用、食用増進作用があるといわれています」とあります。

同ページによると、ホップの苦味成分は、「フムロン」類なんだそうです。そして「ククルビタシン」も「フムロン」類も、ともに、大きく分類すると「テルペノイド」の仲間なんだそうです。

これに対し、お茶やコーヒーの苦味は「アルカロイド」類が由来なのだそうです。

「ゴーヤ」の苦味が「ホップ」同様にビール風飲料に使えるわけが、わかったようなわからないような気がしています(笑)

ただ、ホップとゴーヤでは苦味の時間帯が異なるらしく、「ゴーヤDRY」を飲むと、まずのど越しでホップの苦味がし、その後、ゴーヤの苦味がじわりとくることになっています。この遅れてくる感覚が私は好きでした。

解説はここにあります。

http://www.helios-syuzo.co.jp/goya-dry/content/meister.html

ヘリオス酒造さんのホームページに行くと、関東で飲める店リストなどもありますので、ご興味がある方は行ってみたらいかがでしょうか。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。